イタリアの風:Chigusa Kuraishi Blog

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村上春樹 Traduttore Giorgio Amitrano a Perugia

イタリア人が日本の現在を理解しようとする時、誰もが、吉本ばななか村上春樹を読む。ミラノでは知識人は、教養として村上春樹を知っていることが、常識かのように、ビジネスーツの男性もOLも、若い世代のほとんどみんなが知っている。そして日本人の私を見ると、2人の作家のことを話しだすイタリア人がどんなに多いことか。その裏には、翻訳家のジョルジョ・アミトラーノ教授の功績がある。
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読書を楽しむ会Circolo dei Lettori Perugia の招待で村上春樹、吉本バナナの翻訳家で有名なGiorgio Amitrano教授がペルージャを, 4月28日訪れ、村上春樹について語った。旧市街のPalazzo Pennaの会場には、座れないで立って聞き入る人も溢れていた。
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村上春樹は、あまり表に出てこない、インタビューもあまり好まない、おしゃべりではない。小説を書くことに集中している人で、記者に対しては、常に肩透かしをするような返答をするが、読者に対しては、とても丁寧に自ら返答し、そういう雑誌も出ているそうである。Amitrano教授が明かした村上春樹のあるインタビューでの言葉「小説を書くことは走っている馬にしがみついて振り落とされないよう必死に走りぬくようなもの、とてもエネルギーがいる」という言葉には感動した。村上春樹は日本語でしか読んでいないが、吉本ばななのイタリア語訳はとてもセンスがいい。だからどんな人が訳しているのか知りたいと思っていた。私が一番好きな村上春樹の作品は、「風の歌を聴け」で、いい時代のアメリカ文化に影響を受けて、さわやかな青年のような清々しさ、みずみずしさがある小説だった。社会がもっと複雑になると同時に彼の作品ももっと技巧のレベルが上がって、もっと創造性や空想力や、現代性が増す。それでも「ノルウェーの森」や「1Q84」でもその根底にはやっぱり初期の軽やかさや優しさが生きている。月が2つ出て来るシュールなイメージはとても絵画的で、私も影響を受けて、最近の月と華と蝶の絵を描いている時に、月を2つ入れてみた。より超現実的な世界へ近づき、絵が更に魅力的に深くなったと思う。私の友達は、「素晴らしい凄い文学なのだから、セックスの話が出てくるのが気に入らない」という。「世俗的になってしまう」という。私はそうは思わない。村上春樹の描写は、いやらしくも、エロスもあまり感じない、やっぱりさわやかなままだ。そこがよく同じ村上でも比較されるのが村上龍。この日も村上龍の「限りなく、透明に近いブルー」にも触れていたが、龍さんの方がエロスが直接的に表現されている。村上春樹の小説には、本の話、映画の話、特に音楽の話が出て来るので、小説を読みながら、BGMを頭の中で想像しながら流している感覚で読みすすめる。特別な独特なスタイルでとても好ましい。今はソーシャルでみんなが共有する音楽を彼は、かなり昔から、読者と好きな音楽を共有するような感覚で、画期的だ。
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さすがにイタリア人。日本のアートのことも紹介した。Amitrano教授は写真家の杉本博司やアーチスト森村泰昌、などにも触れて、冗談交じりのとても興味深い講演だった。ペルージャ外国人大学の教授たちも協力して“蜂蜜パイ” 「神の子供たちはみな踊る」P236を朗読した。
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by Art-Chigusa | 2017-05-05 19:33 | Altri | Comments(0)

CON-FINIS personal exhibition Chigusa Kuraishi

CON-FINIS
Mostra personale
CHIGUSA KURAISHI
ペルージャで今日から個展が始まりました。
イタリア・ウンブリア国防省・軍事指揮・警察署(Carabinieri Comando Legione Umbria)
館内にある、元教会・“聖マグダラのマリア”で開催中です。
ここ最近まで、車庫として利用していたところを、昨年修復を終え、個展の期間中、
このいつもは閉じられた扉が開かれ、一般公開されています。
この空間は、1382年、ベネディクト修道院として建設され、
女性を“改心させる”(元売春婦)を受け入れる施設として使用されていました。
1632年にチェーザレ セルメイにより描かれたフレスコ画が非常に美しい空間です。
この個展の企画にあたって、ロベルト・リポリッーノ陸軍大佐と
文化交流アソシエーション・ボルゴ・ベッロ会長オルフェオ・アンブロージに
大きなお力沿いを頂きました。
そして多くの友人たちが協力してくれ、少ない期間で準備ができました。
本当にありがとうございました。今日のオープニングにも、たくさんの方に来ていただき、
ありがとうございました。この個展は29日の夜まで開いています。
29日はペルージャの守護神の一人の聖コスタンツォのお祭りがあり、
一日中お昼休みもなく、オープンしています。
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Oggi il primo giorno della mia mostra in un posto molto interessante suggestiva
una antica chiesa del 1300 recentemente restaurata ora non piu adabita al culto
cristiano ex Chiesa “Sancta Maria Magdalena de Porta San Pietro”,Ex Convento di
Santa Maria Maddalena.Edificato dalle monache Benedettine nel 1382,
prese il posto di un istituto d’accoglienza femminile,detto delle”repentutete”(ex prostitute).

Nella ex chiesa,la volta e’affrescata da Cesare Sermei(1632).
Ora e’sede del Comando dei Carabinieri, non aperta al pubblico..

In occasione della festa di San Costanzo,(primo vescovo e’uno dei patroni di Perugia,
martirizzato al tempo delle persecuzioni dall’imperatore Marco Aurelio
nei confronti dei Cristiani.La commemorazione liturgica ricorre il 29 Gennaio,)

l ex chiesa e stata aperta al pubblico e mi e’ stato permesso di realizzare la mia mostra personale
e per questa disponibilita mi sento orgogliosa ed onorata.
Un grazie di cuore al Colonnello Roberto Ripollino al Presidente del Borgo Bello sig. Orfeo Ambrosi.
Ringraziamento al curatore Roberto Malaspina.ed ai miei amici artisti che con il loro aiuto ho potuto
realizzare questa mia mostra.Un saluto particolare a Mauro Tippolotti ed a Ferruccio Ramadori
senza dimenticare il mio amico Dimitri che mi e sempre vicino quando ho bisogno.
Ayumi Makita (Graphic Design).Yuko Yokota e Yumiko.
Massimiliano Mascaro Columbro .(Correzione Italiano)
Grazie.

Mostra d’arte Contemporanea

Ex Chiesa “Sancta Maria Magdalena de Porta San Pietro”
Ex Convento di Santa Maria Maddalena
Comando Carabinieri Legione Umbria
Corso Cavour 133, Perugia

Dal 23 al 29 gennaio 2017
Martedi’ 24- Sabato 28 10:00-13:00/15:30-19:00

Domenica 29 Festa di San CostanzoOrario continuato 10:00-19:00

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by Art-Chigusa | 2017-01-24 09:33 | My works | Comments(0)

イタリアは憲法改正に国民が反対

憲法改正“ノー”、イタリア、レンツィ首相辞任。
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憲法改正“ノー”、イタリア、レンツィ首相辞任。

イタリアでは4日、イタリアの憲法改正の是非を問う、国民投票が行われ、

憲法改正が否決されることに決まった。

(反対:59.5%、賛成:40.5%)

レンツィ首相(41)は、4日深夜、記者会見を開き、

辞任を表明した

今回の国民投票は、イタリアの改革に取り組む、レンツィ首相への信任投票とみられていた。

本人も進退をかける発言をしていた。

憲法改正は下院と同等の権限を持つ上院の権限を縮小し、不安定な政治への要因とされる制度を改善する目的で、

改正案が2年間の審議を経て、2016年4月12日与党の賛成多数で成立していた。

(確かにアメリカの議員数と比較すると、アメリカ 定員数535人に対してイタリアは945人 

アメリカの上院議員数は100に対してイタリアは351人 アメリカの下院議員数435人に対して、

イタリアは630人。どう見ても多すぎる)

しかし、反対派は、改正案がよくできていない。いい改正ではないと批判していた。

同じ民主党員の中でも、元首相、元外務大臣マッシモ・ダレーマや民主党書記長ピエール・ルイジ・ベルサーニなどは

反対していた、ローマの市長ヴェルジニア・ラッジもFacebookに“ノー”に投票することを明かしていた。

イル・ファット・クォティディアーノ紙のマルコ・トラヴァリオ・ディレクター(編集長)

は、「憲法は我々のもの」と題して、イベントを支え、憲法が「イタリアの歴史の中でも、最も美しい書類」だと説得していた。

民主党から出馬して元々は市民の側に立つ政策を約束していたレンツィ首相が、公約を実現せずに、

キャリアを駆け上った後には、大きな権力をもつ金融、大企業、機関に有利な政策を実施しようとしているという批判を耳にする。

昨夜 イタリアのテレビLa7 のディレクター エンリコ メンターナは、

「強い権力に反対する市民の勝利」と叫んだ。イタリアのポピュリズム政党「五つ星運動」の波は、益々勢いを増している。

五つ星運動を率いるコメディアンのベッペ・グリッロ氏は「1週間以内」の選挙実施を求めているが、

レンツィ首相の与党・民主党が多数派の暫定内閣が発足し、2018年に予定される選挙まで、行政の実施を担うと見られている。

 ラ・レップブリカは、ピエール・カルロ・パドアン氏、ジュリアーノ・アマート氏、

グラツィアーノ・デルリオ氏、ダリオ・フランチェスキーニ氏、ロマーノ・プローディ氏、

ピエロ・グラッソ氏、パオロ・ジェンティローネ氏、カルロ・カレンダ氏を暫定内閣候補に挙げている。


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by Art-Chigusa | 2016-12-05 21:09 | Altri | Comments(0)

Morpho Blue

ペルージャのアルテミシアで1か月前に行われた展覧会の後、注文を受けて、絵を描きました。
馬と月の絵「神馬」を展示していたら、馬ではなく、「バラの花を」と言われ、
あまり強い意欲が湧かなかったのですが、「ヒメカイウを入れたいのですが」と聞くと
「それでもいいけど、パステル調の花を入れて欲しい、なぜなら7年前に逝った、妻が好きだったから
、花と蝶を描いて欲しい」と言われて、
私はとても驚き、胸がキュンとなってしまいました。俄然に筆に力が入って、懸命に描きました。

イタリアには、聖母マリアやキリストの絵がたくさんあって、私もいつか、夏目漱石が何の小説だったかは、
忘れましたが、ー人がおがみたくなるような絵を一生に一度は描きたいーと言っていたけど、拝むほどではなくてもいいけど
、スピリチュアルな絵を描きたいけれど、現代を生きる私たちは、どんな風に深い精神性を絵に吹き込むことができるか・・・
そんなことをいつも考えていたので、こんな風に、偶然に私の描いた絵をみて、この方が、奥様を想い出して下さる・・・
なんて凄いことかしら・・・と思いました。同時に不安もありました。気に入って頂けるかしら・・・
絵を渡した次の日に電話が来て、
「日の光が差し込む、一番よく見えるところに飾ったよ、とても気に入ったよ」とても嬉しくて、
絵を描いて来てよかったと思いました。
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by Art-Chigusa | 2016-12-03 08:00 | My works | Comments(0)

Confine impreciso

Confine impreciso
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by Art-Chigusa | 2016-12-03 06:16 | Comments(0)

Zona Vietata

タイトル:Zona Vietataイタリア人により、お買い上げとなった作品。アルテミシア ギャラリーにて 展覧会の後
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by Art-Chigusa | 2016-12-03 06:13 | My works | Comments(0)

ローマは五輪開催地、立候補を中止へ

CONI GELATO

この見出しは、22日付けのイル・マニフェストの見出しで、掛け言葉の見出し。
コーニ:イタリアオリンピック委員会:コーノはアイスの容器とジェラート
:アイスクリーム:凍結(冷たい)をかけている。
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2024年夏の五輪開催地にローマは、NO。
2020年東京五輪の次のオリンピックとなる2024年の、夏の五輪開催地の候補だったローマは、立候補を取り下げる方針を、21日午後、明らかにした。

ローマの新市長ヴィルジニア ラッジは21日、莫大な開催費用やローマ市民の反対などを理由に、招致反対する考えを示し、ローマは立候補を取り下げる表明をした。ヴィルジニア・ラッジ市長は昨日ローマで記者会見を開き、「オリンピックをローマで開けば、ローマの債務はさらに増え、市民の大半が反対している。招致を進めるのは無責任だ」と述べた。

イタリアのオリンピック委員会会長ジョバンニ・マラゴは「ローマが国際的なスポーツの中心都市になる機会が失われて残念だ」と失望を表明。レンツィ首相は市長の判断を尊重する考えを表明している。

フランスのパリ、アメリカのロサンゼルス、ハンガリーのブダペストの中から2017年9月に開催地が決定する。

五つ星運動の党首、政治リーダーのベッペ・グリッロは、「優秀なヴィルジニア、その調子で前進しなさい。会見を観たよ」と励ましている。

オリンピックの問題は、昔はオリンピック開催地となると、経済的にもイメージ的にも色々な恵みをもたらしていたが、どうも近年はそうなるとは限らないようだ。ましてや、市長が変わったばかりのローマは、オリンピックを利用して、ポジティブに転換することは、無理がある。逆に税金の無駄使いという見方の、反対する市民も多い。

オックスフォード大学の調査によると、オリンピックにかかる費用は、コントロールが難しく、過去の実際の費用は平均1.76%、予算よりも高額になっている。ローマはまだ1960年の五輪の負債も残っているという。2012年モンティ首相が、立候補しないと言った時に、イタリア市民は拍手した(ラ・プッブリカ)当時の失業率は9.3%、国債GDP比127%だったが、現在は更に悪化している。国債GDP比132.7% 失業率は11.5% 国債も若干増えている。

下の数字はイタリア急進主義政党による調査書類(1960年から2012年の五輪の予算以上にかかった費用の推移)

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しかし悲しい。この夏の終わりに、ジェラートは冷たすぎる。仕方ない。ローマはまず、解決しなければならない問題が山積している。
大好きなローマが、外見も内面も更に美しく、活気を取り戻すことを祈る。この美しいヴェルジニア・ラッジの改革によって。

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by Art-Chigusa | 2016-09-22 19:35 | Altri | Comments(0)
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ペルージャ在住 アーティスト


by C.K
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