イタリアの風:Chigusa Kuraishi Blog

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DISSOLVENZE INCROCIATE

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私も参加している、ウンブリア州サン・ジュスティーノ(ヴィラ・グラツィアーニ)で行われている6月18日に始まったグループ展”DISSOLVENZE INCROCIATE(クロスオーヴァー・フェードアウト)”が今日で幕を閉じようとしている。とても反応がよく、サイトのアクセスは、12000人を超えたという。美しい庭園を持つ、このヴィラ(館)は、1600年代、建築家アントニオ・カンタガッリーナによって設計され、建設された。
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 この展覧会は、アーティスト約40人が自作を2点、さらに“フェードアウト”(DISSOLVENZE INCROCIATE)をテーマとする他のアーティストとの共作を2点、1人につき合計4点の作品を制作する企画である。キューレーターは、ジュゼッペ・サレルノ、主催はSpazio 121 。 
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他者とのコラボレーションは、明らかに自らのアーティストとしてのアイデンティティの一部を捨て去ることにもつながる。しかし同時に個性を生かさなければならない。現在、他者とのコラボレーションは、極めて困難な営為である。この展覧会のテーマ“フェードアウト”は、私にとって、複雑かつ苦渋に満ちた探求である。アイデンティティは揺らぎ、ダイアローグにポストを譲る。まず人間同士のダイアローグがあって、次に異文化間のそれが続かねばならない。コラボレーションという行為をテーマとするこの企画を通じて私は、自己の芸術制作におけるアイデンティティを手放しつつ、同時にそれを追求する行為が、いかに勇気あるものであることかを提示したい。現在の世界では、つねにコミュニケーションが困難で、かつ無理解とエゴイズムがはびこっている。他者に与え与えられること。そして自己の「フェードアウト」が、いかに危険を恐れぬ行為であるかを示したい。まさしく自己がフェードアウトしながら、他者の生成に、与え与えられることが必要だ。破壊、冒瀆、寛容、慰撫が、絶え間なく出現と消失を繰り返す。寄せては返す波のように、光と影を伴って。それは創造と芸術の波動なのである。この後、9月2日には、ファブリアーノ(マルケ州アンコーナ)で、その後テルニ(ウンブリア州)でもこの展覧会は巡回する。
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# by Art-Chigusa | 2017-07-31 00:02 | My exhibitions | Comments(0)

村上春樹 Traduttore Giorgio Amitrano a Perugia

イタリア人が日本の現在を理解しようとする時、誰もが、吉本ばななか村上春樹を読む。ミラノでは知識人は、教養として村上春樹を知っていることが、常識かのように、ビジネスーツの男性もOLも、若い世代のほとんどみんなが知っている。そして日本人の私を見ると、2人の作家のことを話しだすイタリア人がどんなに多いことか。その裏には、翻訳家のジョルジョ・アミトラーノ教授の功績がある。
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読書を楽しむ会Circolo dei Lettori Perugia の招待で村上春樹、吉本バナナの翻訳家で有名なGiorgio Amitrano教授がペルージャを, 4月28日訪れ、村上春樹について語った。旧市街のPalazzo Pennaの会場には、座れないで立って聞き入る人も溢れていた。
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村上春樹は、あまり表に出てこない、インタビューもあまり好まない、おしゃべりではない。小説を書くことに集中している人で、記者に対しては、常に肩透かしをするような返答をするが、読者に対しては、とても丁寧に自ら返答し、そういう雑誌も出ているそうである。Amitrano教授が明かした村上春樹のあるインタビューでの言葉「小説を書くことは走っている馬にしがみついて振り落とされないよう必死に走りぬくようなもの、とてもエネルギーがいる」という言葉には感動した。村上春樹は日本語でしか読んでいないが、吉本ばななのイタリア語訳はとてもセンスがいい。だからどんな人が訳しているのか知りたいと思っていた。私が一番好きな村上春樹の作品は、「風の歌を聴け」で、いい時代のアメリカ文化に影響を受けて、さわやかな青年のような清々しさ、みずみずしさがある小説だった。社会がもっと複雑になると同時に彼の作品ももっと技巧のレベルが上がって、もっと創造性や空想力や、現代性が増す。それでも「ノルウェーの森」や「1Q84」でもその根底にはやっぱり初期の軽やかさや優しさが生きている。月が2つ出て来るシュールなイメージはとても絵画的で、私も影響を受けて、最近の月と華と蝶の絵を描いている時に、月を2つ入れてみた。より超現実的な世界へ近づき、絵が更に魅力的に深くなったと思う。私の友達は、「素晴らしい凄い文学なのだから、セックスの話が出てくるのが気に入らない」という。「世俗的になってしまう」という。私はそうは思わない。村上春樹の描写は、いやらしくも、エロスもあまり感じない、やっぱりさわやかなままだ。そこがよく同じ村上でも比較されるのが村上龍。この日も村上龍の「限りなく、透明に近いブルー」にも触れていたが、龍さんの方がエロスが直接的に表現されている。村上春樹の小説には、本の話、映画の話、特に音楽の話が出て来るので、小説を読みながら、BGMを頭の中で想像しながら流している感覚で読みすすめる。特別な独特なスタイルでとても好ましい。今はソーシャルでみんなが共有する音楽を彼は、かなり昔から、読者と好きな音楽を共有するような感覚で、画期的だ。
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さすがにイタリア人。日本のアートのことも紹介した。Amitrano教授は写真家の杉本博司やアーチスト森村泰昌、などにも触れて、冗談交じりのとても興味深い講演だった。ペルージャ外国人大学の教授たちも協力して“蜂蜜パイ” 「神の子供たちはみな踊る」P236を朗読した。
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# by Art-Chigusa | 2017-05-05 19:33 | Altri | Comments(0)

Mostra personale a Reggio Emilia :Beyond the surface: Oltre la superfice

Mostra personale di CHIGUSA KURAISH
Beyond the surface: Oltre la superfice
11marzo- 26 marzo 2017
a cura di Roberto Malaspina
Galleria San Francesco Reggio Emilia
via Bardi, 4/B
Tutti i giorni 16:00-19:30
esclusi i martedi e giovedi
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レッジョ・エミリアで3月11日から3月26日まで個展を開催しています。
お近くにお住いの方は、お出かけください。
サン・フランチェスコ ギャラリーにて

ギャラリーのオーナーGiovanna Vezzosiは、アートの歴史にも、文学にも造詣が深い人ですが、
ワインにも詳しく、最近ソムリエにもなりました。ワインの世界も奥は深い文化です。
写真は、ギャラリーのオーナーのジョバンナ・ヴェッツォージと
キュレーターのRoberto Malaspina,
レッジョ・エミリア在住の作家、Norberto Ricco'
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# by Art-Chigusa | 2017-03-18 20:42 | My works | Comments(0)

CON-FINIS personal exhibition Chigusa Kuraishi

CON-FINIS
Mostra personale
CHIGUSA KURAISHI
ペルージャで今日から個展が始まりました。
イタリア・ウンブリア国防省・軍事指揮・警察署(Carabinieri Comando Legione Umbria)
館内にある、元教会・“聖マグダラのマリア”で開催中です。
ここ最近まで、車庫として利用していたところを、昨年修復を終え、個展の期間中、
このいつもは閉じられた扉が開かれ、一般公開されています。
この空間は、1382年、ベネディクト修道院として建設され、
女性を“改心させる”(元売春婦)を受け入れる施設として使用されていました。
1632年にチェーザレ セルメイにより描かれたフレスコ画が非常に美しい空間です。
この個展の企画にあたって、ロベルト・リポリッーノ陸軍大佐と
文化交流アソシエーション・ボルゴ・ベッロ会長オルフェオ・アンブロージに
大きなお力沿いを頂きました。
そして多くの友人たちが協力してくれ、少ない期間で準備ができました。
本当にありがとうございました。今日のオープニングにも、たくさんの方に来ていただき、
ありがとうございました。この個展は29日の夜まで開いています。
29日はペルージャの守護神の一人の聖コスタンツォのお祭りがあり、
一日中お昼休みもなく、オープンしています。
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Oggi il primo giorno della mia mostra in un posto molto interessante suggestiva
una antica chiesa del 1300 recentemente restaurata ora non piu adabita al culto
cristiano ex Chiesa “Sancta Maria Magdalena de Porta San Pietro”,Ex Convento di
Santa Maria Maddalena.Edificato dalle monache Benedettine nel 1382,
prese il posto di un istituto d’accoglienza femminile,detto delle”repentutete”(ex prostitute).

Nella ex chiesa,la volta e’affrescata da Cesare Sermei(1632).
Ora e’sede del Comando dei Carabinieri, non aperta al pubblico..

In occasione della festa di San Costanzo,(primo vescovo e’uno dei patroni di Perugia,
martirizzato al tempo delle persecuzioni dall’imperatore Marco Aurelio
nei confronti dei Cristiani.La commemorazione liturgica ricorre il 29 Gennaio,)

l ex chiesa e stata aperta al pubblico e mi e’ stato permesso di realizzare la mia mostra personale
e per questa disponibilita mi sento orgogliosa ed onorata.
Un grazie di cuore al Colonnello Roberto Ripollino al Presidente del Borgo Bello sig. Orfeo Ambrosi.
Ringraziamento al curatore Roberto Malaspina.ed ai miei amici artisti che con il loro aiuto ho potuto
realizzare questa mia mostra.Un saluto particolare a Mauro Tippolotti ed a Ferruccio Ramadori
senza dimenticare il mio amico Dimitri che mi e sempre vicino quando ho bisogno.
Ayumi Makita (Graphic Design).Yuko Yokota e Yumiko.
Massimiliano Mascaro Columbro .(Correzione Italiano)
Grazie.

Mostra d’arte Contemporanea

Ex Chiesa “Sancta Maria Magdalena de Porta San Pietro”
Ex Convento di Santa Maria Maddalena
Comando Carabinieri Legione Umbria
Corso Cavour 133, Perugia

Dal 23 al 29 gennaio 2017
Martedi’ 24- Sabato 28 10:00-13:00/15:30-19:00

Domenica 29 Festa di San CostanzoOrario continuato 10:00-19:00

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# by Art-Chigusa | 2017-01-24 09:33 | My works | Comments(0)

イタリアは憲法改正に国民が反対

憲法改正“ノー”、イタリア、レンツィ首相辞任。
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憲法改正“ノー”、イタリア、レンツィ首相辞任。

イタリアでは4日、イタリアの憲法改正の是非を問う、国民投票が行われ、

憲法改正が否決されることに決まった。

(反対:59.5%、賛成:40.5%)

レンツィ首相(41)は、4日深夜、記者会見を開き、

辞任を表明した

今回の国民投票は、イタリアの改革に取り組む、レンツィ首相への信任投票とみられていた。

本人も進退をかける発言をしていた。

憲法改正は下院と同等の権限を持つ上院の権限を縮小し、不安定な政治への要因とされる制度を改善する目的で、

改正案が2年間の審議を経て、2016年4月12日与党の賛成多数で成立していた。

(確かにアメリカの議員数と比較すると、アメリカ 定員数535人に対してイタリアは945人 

アメリカの上院議員数は100に対してイタリアは351人 アメリカの下院議員数435人に対して、

イタリアは630人。どう見ても多すぎる)

しかし、反対派は、改正案がよくできていない。いい改正ではないと批判していた。

同じ民主党員の中でも、元首相、元外務大臣マッシモ・ダレーマや民主党書記長ピエール・ルイジ・ベルサーニなどは

反対していた、ローマの市長ヴェルジニア・ラッジもFacebookに“ノー”に投票することを明かしていた。

イル・ファット・クォティディアーノ紙のマルコ・トラヴァリオ・ディレクター(編集長)

は、「憲法は我々のもの」と題して、イベントを支え、憲法が「イタリアの歴史の中でも、最も美しい書類」だと説得していた。

民主党から出馬して元々は市民の側に立つ政策を約束していたレンツィ首相が、公約を実現せずに、

キャリアを駆け上った後には、大きな権力をもつ金融、大企業、機関に有利な政策を実施しようとしているという批判を耳にする。

昨夜 イタリアのテレビLa7 のディレクター エンリコ メンターナは、

「強い権力に反対する市民の勝利」と叫んだ。イタリアのポピュリズム政党「五つ星運動」の波は、益々勢いを増している。

五つ星運動を率いるコメディアンのベッペ・グリッロ氏は「1週間以内」の選挙実施を求めているが、

レンツィ首相の与党・民主党が多数派の暫定内閣が発足し、2018年に予定される選挙まで、行政の実施を担うと見られている。

 ラ・レップブリカは、ピエール・カルロ・パドアン氏、ジュリアーノ・アマート氏、

グラツィアーノ・デルリオ氏、ダリオ・フランチェスキーニ氏、ロマーノ・プローディ氏、

ピエロ・グラッソ氏、パオロ・ジェンティローネ氏、カルロ・カレンダ氏を暫定内閣候補に挙げている。


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# by Art-Chigusa | 2016-12-05 21:09 | Altri | Comments(0)
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ペルージャ在住 アーティスト


by C.K
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