イタリアの風:Chigusa Kuraishi Blog

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Addio Claude Chabrol

電車の中でイタリアの一般紙ラ レプブリカに目を通していたら、
クロード シャブロルが亡くなったと言う記事をみた。ショックだった。
昨日パリで亡くなったのを知った。80歳だった。
ヌーベル・ヴァーグ(新しい波)の旗手として、フランス映画界を支えてきた偉大な監督がまた一人いなくなった。1月に巨匠エリック・ロメールを私たちは失ったばかりなのに。
ゴダール、トリフォー、ロメールと共に、カイエドシネマで批評を書いていた。

ヌーベルヴァーグについて「6人の映画製作者と、映画評論家と会ったが、それぞれとても違う人間だが、同じものを嫌い、同じことに笑っていた。映画にとってそれは少しトラウマだった。勝負の夜にネクタイをみんなが同時にとるようなものだった」と言っている。
彼の多くの映画の背景はプロヴァンスだった
「騒々しいカオスの街はアントニオーニの不能なコミュニケーションには合っているが、私は人が会話して、出会い、沈黙がどういう意味を持つか知るために、プロヴァンスの環境が必要だった」と話している。
「私のことをブルジョアの風習の絵画と定義するが、それには合意できない。でも反対するのに疲れた。私はある地方の薬剤師の息子だった。唯一知っている環境の人たちと会話をする。それはお金があって権力のある人たちだ。彼らの夢は権力とお金を増やすこと。社会学的な意図はない。
陰謀に私は興味がある」 

「ボヴァリー夫人」「権力の陶酔」など演じたイザベラ・ユベールについて
「時に裏切ると、仲はより絆が強くなり、再会が嬉しくなる。続けて驚かせてくれる唯一の女優」とコメントしている。

「私はコミュニストだ。でもそうだからと言って、小麦だけ集めて映画をつくると言う意味ではない」「弱い立場や搾取されている人の側につく。金持ちか貧乏かに問わず、搾取は、我慢ならない。私を怒らせる。ブルジョアの偽善を裸にすることが好きだから、誰かが私の作品を政治的意図があるととらえる。共犯と沈黙は家族の恥を覆う。そういう状況の中に、肉体的、精神的に一番悪い犯罪が存在する」

監督は57年「美しきセルジェ」でデビュー。第2作「いとこ同士」は第9回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞
2009年にも「べラミー Bellamy」を発表し、精力的に活動していた。
私も先日深夜についつい引き込まれて、テレビで観たばかりだった。興味深い映画だった。
ご冥福を祈ります。
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by art-chigusa | 2010-09-14 06:56
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ペルージャ在住 アーティスト


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