イタリアの風:Chigusa Kuraishi Blog

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Omaggio a Gabriel Garcia Marquez

ガルシア マルケスが17日、亡くなった
コロンビア人の「百年の孤独」の作者。 87歳だった。
1982年にノーベル文学賞を受賞ている。

カフカについて「違う書き方をできるとわからせてくれた」とミラン クンデラに
カフカから影響を受けたことを告白している。
ヴァージニア・ウルフについても「ダロウェイ夫人」のある一節を読まなければ,
今とは違った作家になっていただろうと言っている。
ローマで「映画実験センター」の映画監督コースで学んだこともある。
1967年「百年の孤独」を発表、日本でも大江健三郎、筒井康隆、池澤夏樹、寺山修司、
中上健次などに大きな影響を与えた。

1981年に私の大好きな「予告された殺人の記録」を発表した。
マルケス自身も最高傑作だと言っている。この作品は実際に起きた事件をテーマにして
書かれたものであるが、描写が精緻であったため、事件の真相を知っているのではと、
当局に疑われたという。


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90年代に私は、東京で映画でも「予告された殺人の記録」を見て感動した。
最も好きな映画の一つとなっている。
ストーリーは今読むと時代錯誤か現代では起こりにくいと思うかもしれないが、
ドラマチックな描写、カトリック、生と死、愛と暴力、純潔・・・
すべては不思議な空想の中のようで、独特な魅力があり、とても美しく描かれる。

サンティアゴ・ナサールが殺されるかもしれないと、街のみんなが知っていた、
当時の事件を振り返りながら人々が語り継いだことを、描いている。
惨殺された男サンティアゴは街の少女アンヘラを弄んだことがあり、
アンヘラが成長し
都会から来た男の玉の輿に乗る、初夜のベットで処女ではないことを知らされ、
そのまま実家に帰されてしまう。大恥をかかされた女の家では2人の兄弟が、
サンティアゴを殺すと触れ回り、予告通り殺す。結婚を望んでいなかった
アンヘラは、追い返された、しかし
その日からサンロマンに激しく焦がれていく。
17年間の間に2千通もの手紙を書くが、
1通も読まれない。しかしその手紙をもって最後にサンロマンが、
アンヘラを訪ねるところで、物語は終わっている。またこの映画をみたくなった。
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by Art-chigusa | 2014-04-19 23:29 | Comments(0)
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ペルージャ在住 アーティスト


by C.K
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