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La mostra di Tiziano

La mostra di Tiziano
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Sono andata a vedere la mostra di Tiaziano a Scuderia del Quirinale
a Roma

Dal 3 Marzo al 16 Giugno 2013

cura di Giovanni C. F. Villa

ローマのスクデリア デル クイリナーレで3月5日から6月16日
ティッツィアーノの展覧会が開かれています。
この展覧会で、いかにティッツィアーノがその当時としては現代的な感性を持った
画家だったかよく分かりました。
常に描くタッチが変わって行った、冒険心あふれる芸術家だったか納得できる
展覧会でした。
細かいタッチで描かれた ジョルジョーネのような作品からレンブラントやベラスケスを
思わせるような魂を吹き入れる肖像画、大きな宗教画は、荒いタッチでエル グレコのようだったり、
晩年の自画像はセザンヌのようなタッチで、印象画の先駆けのようでした。
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私が観たいと思っていた、「ウルビーノのヴィーナス」や「聖愛と俗愛」こそ来ていませんでしたが、
プラト美術館から「ダナエ」、ウフィッツィから「フローラ」が来ていて、
「フローラ」はちょうど今の時期の春らしい色合いの美しい絵でした。
でも私が一番感動した絵は、「懺悔するマグダラのマリア」同じような作品を
ティッツィアーノはいくつも描いて居り、私が持っている画集にはサンクトペテルブルグの
ヘルミタージュにある絵が載ってます、その絵は実際に観ていませんが、
この展覧会で実際に観たこの絵は、ピッティ美術館から来ていました。
ヘルミタージュのマグダラのマリアは服を着ていて裸体ではないのですが、
この絵は、金髪に輝く髪が体を包み込んでいますが、ふくよかな胸が見え隠れして、
非常に官能的な絵です。
でもこの観る側から見て右腕、マリアの左腕にかかる髪の毛は、獣的でさえあり、
少し身震いする感もあって、凄みがありました。西洋的でたくましい肉体は、
東洋の裸体やドイツのルーカス クラナッハとは対照的です。
また私が好きな俳優のアルベルタッツィが話したことが頭に浮かびます。
「女性が裸になるとからだは espande :拡大し広がりを放つ」
聖書のルカ福音書でマリアは罪を悔い、キリストの足元で涙を流し、
その涙で濡れた足を自分の髪で拭き、香油を塗ったとされている。左隅に、
香油の入れ物も描かれている。それ以外は無駄なものがかなり排除されていました。
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私もマグダラのマリアという題で実は絵を描いています。それを観たイタリア人の医者は、
ヌードのマリアだったために「Blasfemo:神を畏れぬ行為」(スキャンダル
)と2009年も受け入れがたい反応でした、私の絵をティッツィアーノと比較するような誇大妄想は
できませんが、これは1500年代に描かれています。斬新な表現だったと思います。

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by Art-Chigusa | 2013-03-29 23:26 | Mostra | Comments(0)
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ペルージャ在住 アーティスト


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